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室内だけではない基礎を一番に直す

リフォームをしたい、こうした相談により、不動産屋はリフォームを得意とする業者を紹介してくれます。
しかし、リフォームだけではなく、家には、基本的な経年劣化を遅らせるために外壁塗装や屋根の点検など、メンテナンス工事が必要で、二次的に広がる補修工事を小さくできます。
これらのメンテナンス工事、一般家庭では、実感しにくい部分です。
リフォームでは、本来は依頼者の希望や問題解決になる工事にリフォーム費が使われるのですが、優良業者ともなれば、先手必勝となるメンテナンス工事を選択肢に加えています。
誰のためのリフォームかといえば、依頼人、住む人のためです。
メンテナンスなんて二の次だと断る人も少なくありませんが、点検だけでも行うべきです。
実際、大きな費用をかけてキッチンをリフォームしたり、壁紙の張り替えなどをしたのに、指摘されていた屋根の工事を怠り、防水が劣化、追加工事で費用がかさんだケースもあります。
雨漏りが原因で、壁紙もダメになるなど、問題を一度に解決するにも、建築的な部分での優先順位が大事です。

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